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スーパーボルト

直径1メートル以上のボルトでもハンドツールだけで締め付けできる
特長
01トルクレンチだけで誰が作業しても太径ボルトの正確な締め付けが可能
02太径ボルトにありがちな危険作業を解消
03締め付け時の焼き付き・かじりの心配が無く、反力受けも不要
商品詳細

スーパーボルトで径の大きなボルトでもトルクレンチで安全、確実な締め付けが可能になります。
これまでの〝大変″な作業は仕方の無い事ではありません。

SB

軸力を得る為にねじを回して締める時に掛ける力(=トルク)の適正値は、ボルト径の3乗倍で上昇し、M30あたりから要求されるトルクは人力の限界を超えてきます。

通常の締め付けが難しくなると、危険な上に非効率なハンマリング、大きな機材で強力なトルクをかける油圧レンチなど、“軸力を上げる”という目的を忘れて強引にトルクを掛ける事に腐心しがちですが、作業による負傷、締め付け不足や強い捻じりストレスによるボルトの強度低下など、成果を伴わないリスクばかりが高まります。
 
トルクに頼らない手段としてヒーティングがありますが、肝心な軸力の発揮時に必要となるボルトの収縮性の大半が締結作業時に費やされる、長い作業時間、軸力の制御や締結の解除が困難、さらにバーナーによる加熱などの方式では負傷リスクもあり、これもベストとは言い難い作業手段です。

大きなボルトを必要とする締結体の失敗は、往々にして大きな損害に直結しています。
作業者の練度に頼ることなく、摩擦の影響を極小化した構造によりトルク管理で正確にしかも非常に短時間で作業が完了します。
スーパーボルトのテンショニング法による締め付けは対象ボルト軸に直接トルクを掛ける必要が無い為、捻じりストレス、焼き付き・カジリのリスクが無く、更には締め付け作業時の反力受けも不用です。

スーパーボルトにより、大掛かりな工具や危険で非効率な作業から解放される上、少人数で作業時間も大幅に短縮されます。

使用方法

使用方法と注意点
1.スーパーボルトを着座位置へ手回しでセットする。(ボルト径によっては、自重による摩擦を防ぐ為に潤滑剤を使用する。)
2.十字位置のジャックボルトに50%のトルクを掛けてワッシャーを水平にし、更にもう一度100%のトルクを掛けて位置決め。
3.100%のトルクを時計回りにジャックボルトに掛けて軸力を上げていく、周回を繰り返してトルクレンチの動きが20度以内になったところで作業完了。

採用実績
プレス機 / 射出成型機 / 圧力容器 / コンプレッサー / 発電機 / 熱交換器
よくあるご質問(FAQ)
Qスーパーボルトの対応可能なサイズは?
A

対応可能なボルト径は最小で16㎜、最大は実績で1,450㎜です。

Q締め付けに使う工具には特別な条件がありますか?
A

一般的に流通する工具ですが、ソケットは焼き入れをした硬いインパクト用のディープまたはセミディープタイプをご使用ください。

Q一般的なボルトと同じくトルクレンチで作業するのに、スーパーボルトの軸力精度が非常に高いのはなぜですか?
A

トルクと軸力の関係が不安定になる最大要因である摩擦の影響力を構造的に極小化していることと、特定の潤滑剤を使用する事を前提としている為、かけるトルクと発生する軸力の計算が高精度で成り立つからです。

Qスーパーボルトは再利用できますか?
A

はい、可能です。 繰り返し使用可能ですが、性能の維持には指定の潤滑剤を正しくご使用ください。 
(ナットボディ本体は非常に頑丈ですが、ジャックボルト及びワッシャーは消耗することもあり、その際には部品交換が必要です。)

Qスーパーボルト自体がゆるむことはありませんか?
A

正しい手順で締め付け作業を行えば、基本的にゆるむことはありません。

ゆるむとすれば「正しい手順で締付作業をしていない」「設計に誤りがある」「設計段階で外力に負けない軸力を出すことを諦めてる」のどれかです。

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