ねじのゆるみ

アイマークで確認しているのにフランジ締結箇所から流体の漏洩が起こってしまう。

ねじのゆるみ:お困りごと

アイマークで確認しているのにフランジ締結箇所から流体の漏洩が起こってしまう。

ご相談のお客様:化学メーカー 製造部の方

流体を扱う配管では漏洩を防ぐためにガスケットを使用し締結しています。
漏洩してしまうと機械を止めてメンテナンスを行う必要があり、機会損失が発生してしまうため注意が必要です。

今回のご相談では、稼働時の温度変化によるフランジジョイント全体の熱膨張、収縮、ガスケットのへたり等により被締結体の厚みが変化し、それが原因で漏洩が起こっていたようです。
そのような問題を未然に防ぐため、締結箇所にアイマークを引きゆるみを感知しようとしましたが、解決に至りませんでした。

“締結後のゆるみによる漏洩”を防ぎたいとのご相談でしたが、お話を伺っていると締結方法にも原因があったようです。
フランジ締結箇所では接合部全体を面として、バランス良く圧縮固定を行う必要がありますが、お客様はトルクレンチでの締付管理を行っていたため各ボルトによって圧縮(軸力)にバラツキがでていました。
結果として面のガタツキが起こり、間のガスケットにも一部過剰な締付となり最初からへたらせ気味となっていました。

これらはフランジ締結にはよく起こる問題です。

ねじのゆるみ:対策

困りごと解決要件の整理

  • ・非回転ゆるみを感知できる製品であること。
  • ・バラツキが少なく一定の圧縮を行うことができ圧縮(軸力)を確認できる手段であること。

ねじのゆるみ:結果

常時軸力状態を表示しているため漏洩が起きる前に気付き防ぐことができました。
フランジ部のボルトを均等に締め付けることが可能となり、接合部を面でバランス良く圧縮できました。
そのおかげでガスケットの過剰な締付をなくし寿命を最大限に使用することが可能となりました。

お客様のメリット

  • ・漏洩事故を回避することによってこれまで発生していた機会損失や整備作業がなくなったためコストの低減ができた。
  • ・軸力状態の確認が目視で可能できるため、機械が稼働中であっても確認でき、メンテナンスを減らすことができた。

お客様の声

初期締付やメンテナンス時の圧縮のバラツキ問題も解決でき大いに満足できました。
これまでは圧縮の力加減や全体で均等に揃えにくいトルクレンチによるコントロールしか頼れず、
度々の漏洩もガスケットの早いへたりも仕方がないと考えていました。
ゆるみによる漏洩がなんとかなれば良いと思って相談したら、
初期締付やメンテナンス時の圧縮のバラツキ問題も解決でき大いに満足できました。