ねじのコストダウン

ねじの脱落による異物混入を防ぎ、毎朝の増し締め作業を減らしたい。

ねじのコストダウン:お困りごと

ねじの脱落による異物混入を防ぎ、毎朝の増し締め作業を減らしたい。

ご相談のお客様:業種:食品加工メーカー 部門:工場内保全部

製造した液体をパック詰めする最終工程で、設備ラインに使用されたねじが脱落してしまい、製品に混入した状態で気づかないまま出荷されました。
異物混入は最終消費者で発見されると生産を停止して回収作業を行わなければなりません。
さらに原因究明をしたうえで改善策を実施しないと生産再開ができないため、食品会社では特に注意している事例です。

ねじのコストダウン:対策

困りごと解決要件の整理

  • 脱落に対して効果のあるゆるみ止め製品であること(発生防止)
  • メンテナンスの手間を減らす製品であること(現対策の負荷軽減)

解決策のご提案

ねじの張力を利用することによって「回転ゆるみ」に効果のあるノルトロックワッシャーをご提案しました。
今回の脱落は、製造中の設備ラインに発生する振動によって起こる「回転ゆるみ」が原因であると考えられるためです。
まず全国の工場責任者が集まるタイミングで「ねじのゆるみセミナー」を開催し、困りごと事例を皆さんと共有した後に原因と対策についてディスカッションを進めました。
続いてユンカー式振動試験を行い、提案内容の効果を体験してもらいました。

ねじのコストダウン:結果

モデル工場で一部ノルトロックワッシャーが使用さ れ、結果が良好だったため全国の工場で採用される こととなりました。 また一定の期間を経て、応急対策である増し締め作 業をなくすことなり、作業員の負荷軽減につながっ ています。

お客様のメリット

  • 異物混入を防ぎお客様に安心した食品を届けることができ
  • 毎朝の増し締め時間を大幅に短縮することができた

お客様の声

異物混入は消費者さまのところで発見されると不本意な形で拡散してしまうことが多い。イメージダウン・売上ダウンを防げるようになってホッとしている。
毎朝の増し締め作業が追加されたことによって、価値を生まない負荷だけ増えて仕事が はかどらなかった。 それだけでなく、毎朝ゆるんでいないかチェックするのが怖かったので、心理的な負荷 も解消されてよかった。

ねじのコストダウン:Side Story

本編では割愛した、解決の過程で発生した問題や課題などをご紹介します。