ねじのゆるみ

ゆるみ止め用接着剤の品質のバラつきによって、ねじの回転ゆるみが発生してしまう。

ねじのゆるみ:お困りごと

ゆるみ止め用接着剤の品質のバラつきによって、ねじの回転ゆるみが発生してしまう。

ご相談のお客様:工作機械メーカー(生産管理部門)

製品の回転体に装着される部品を 六角穴付き皿ボルトM6x25によって締結していたが「ねじのゆるみ」が発生してしまう。
対策としてねじ締め時に嫌気性接着剤を人の手で塗布していたが、ゆるみが再発生。機械の回収により数千万円の損害が出てしまった。

ねじのゆるみ:対策

困りごと解決要件の整理

  • 回転ゆるみに対して効果的な対策であること
  • 作業者の状況や力量による品質のバラつきが生じない対策であること

解決策のご提案

上記のPOINT 1,2の要件を満たす対策製品として、シーホースロックの採用を検討することとなりました。
この製品は薬液をプレコートするタイプのゆるみ止め加工です。
塗布する薬液には多くの種類があるため、使用条件と試験データを確認しながら最適な選定をすることが可能です。
また薬液をプレコートすることにより、手塗りする必要がないため作業者による塗布量のバラつきが発生しません。

ねじのゆるみ:結果

試験の結果、固着タイプのSL358の戻しトルクが
一番高い結果となり、試作採用を経て量産採用となり、
ゆるみは発生していません。

お客様のメリット

  • ゆるみ止め効果は以前と同等以上
  • 塗りムラや塗り忘れによる品質のバラつきを解消
  • 塗布する手間がなくなり作業効率アップ

お客様の声

作業員が接着剤の塗り忘れ・塗布量の管理を気にしなくて良くなり、作業負担が大幅に軽減された。結果作業コスト低減につながった。
また実は人手不足で人材確保が難しく、人による作業を減らしたかった。
単純作業はどんどん自動化・省力化をしていきたいので、塗布作業の手間を削減できたことは、品質面と合わせて大変満足している。

ねじのゆるみ:Side Story

本編では割愛した、解決の過程で発生した問題や課題などをご紹介します。