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ホームイケキンの強みスペシャリスト峠坂 健人
スペシャリスト

「無いものを探す」。
体に染みたイケキンイズムが
走り続ける原動力。

スペシャリストの紹介 峠坂 健人

第1営業部 2課 課長
多工数案件に混乱する現場。
商社相手の商売とは?
メーカーに紐づく直需商社さんには、大手ゆえのお困りごとがあります。
そのスキマを拾い、事業として育てたのが私です。
直需商社さんは定番の品番や商品以外は在庫しないように稼働しているんですが、たまにメーカーからイレギュラーな注文が入るんですね。
特殊加工を施したネジだったり、変わったサイズのボルトだったり。
するとその「ちょっと特殊なモノ」を扱っている問屋さんをまず見つけなければなりません。
やっと見つけて仕入れたモノを、今度は追加工できる工場も探して発注。
加工されて返ってきたら再梱包して納品する…と幾つも工程が発生します。
経費もかかるし、単価や欠品時の交渉、寸法や追加工の依頼。
こういった工数の多い案件に対応されていたのです。
スキマを掴んで離さず、そのスピード感。
なぜスムーズに入り込めたのか?
2014年頃でしょうか。お客様がぽろっと「今こういうことに困っているんだよね」とこぼしたのを掴んで離さず、そこからですね。
商社と問屋・工場の間に入り、「ちょっと特殊なモノ」を調達する仕事がどんどん増えていきました。
当初は売り上げもどんどん右肩上がり、初期と比べ20倍ほどにまで成長。
我々はそういった取引にはノウハウがあったのです。
工場や問屋が多い立地でネットワークを作り、創業から71年「無いものを探す」というスタンスでやってきているので。
企業に代わり品質を担保する。
直需商社のニーズにイケキンの何がマッチした?
同じく直需商社さんとの取引で、輸入品の品質管理も大きく成長しました。
お客様も自社で検査されますが、海外製造メーカーの管理までは難しい。
品質担保に一番苦労されていました。
貿易会社もネジの見識があるわけではないので、製品や製造工程で不具合があってもすぐに解決できないのが現実でした。
となった時にウチだったんです。
私たちは貿易業務はもちろん、トラブル対応も調査もできる。
問屋機能もあるのでストックも可能。お客様は在庫管理する必要がないというわけです。
また特注品の場合には必ず現地を視察します。
現地の工場まで足を運び、品質や工程の改善提案、ときには交渉を詰めることもあります。
そういう姿勢を買っていただき、お客様に代わる品管部門として一連の業務を発注いただくようになりました。
イチ営業マンの想いに、会社は動いた。
新しい提案に会社の反応は?
今だからこそ成功談として話せますが、当時事業として走り出した頃は辛いこともありました。
海外製造メーカーに依頼するも試作納期に間に合わない、図面と違う完成品が量産されている……。
何とか軌道修正して、駆けずり回って対応する経験を何度も積んで、やっと今こうして振り返れています。
がむしゃらになれたのも、私が持ち帰ってきた「こういうお困りごとに応えたい!」という要望に会社が応えてくれたから。
その仕事を取るなら配達体制を変えなきゃならない。なら変えよう、という具合に。
お客様に合わせて新たに梱包室もできました。
社内体制を変えるということは現場にある程度の負担も発生するということ。
そりゃあ衝突もしました、喧嘩もしました。気が済むまで話し合って、みんなで答えを見つけて、少しずつ形を変えてきたんです。
きっとイケキンはこうやって今後も変化していくのだと思います。
がむしゃら開拓から見えたイケキンカラー。
イケキンに集まる人とは?
最初のきっかけは自分の売上欲しさでした。
目の前に現れたお困りごとに一生懸命に取り組むうちに、お客様に喜ばれて事業になり、会社も少しずつ形を変え、協力してくれる仲間がいることに気づいて。
普段は謙虚なのに、何か起こったときの結束力が強い。
イケキンには多いんですよ、そういう人。
今も昔も仲間の存在に助けられているんです。
結束すれば何でもできるんだって、綺麗事に聞こえるかもしれませんがホントにそう思います。
システム一強で売れる会社もありますが、ウチは真逆ですね。人間力の上に、品質やより良いサービスがある。
それがイケキンの商売の基盤です。理念に掲げてきた「おかげさん*」そのものの仕事ができていると思いますよ。

*取材当時
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