今回は真鍮に特化し長年加工を行っているメーカーさんのご紹介です!
そもそもなぜ水栓に真鍮が使われるのでしょうか?
真鍮は銅と亜鉛の合金鋼で、加工性が良く、銅は抗菌性に優れていることから古くから真鍮材が利用されてきました。しかし、真鍮は水に弱いという特性もあり、生地のままだとサビが発生してしまうため、ニッケルめっきやクロムめっきなどで耐食性を高める必要があります。こちらのメーカーさんでは、こうしためっき処理にも対応しています。
バーフィーダー式のNC旋盤を多く保有しており、24時間稼働で製品を作っております。
また真鍮材は切粉(ダライ粉)も再販価格が高いため、切粉の回収も重要なコスト削減策です。こちらの工場では24時間稼働のため切粉回収のための専用レーンを地下に作成し、旋盤から出た切粉を自動で回収する装置があります。
地下のレーンを通って回収された切粉はこのような機械に集約され、下のドラム缶の中に貯まります。
一定量集まれば切粉回収業者に渡しているとのことです。
大きさは数ミリ単位の小さな物からφ60くらいの中サイズまで幅広く対応可能です。
真鍮製品の旋盤品でお困りの方はぜひイケキンにご相談下さい!