ねじを軽視するとどうなるのか
ねじは、どのような目的で使うのかというと、一番多いのは2つ以上のものをひとつにする「締結」になります。
そこで前提になるのは、締結されるもの、いわゆる被締結物よりもねじは小さい、ということです。
例えば、メガネのフレームよりも大きいねじとか太いねじはまず使わないですし、おそらく使えません。
そのため、ねじ自体の値段は被締結物よりもどちらかというと安価になる(もちろん例外もありますが・・)場合が多いです。
安価なので軽視されることもあるのですが、ねじは軽視すると大変な事故につながります。
事実、ねじに起因する事故例は数多く報告されていて、その中には選び方や使い方に問題があることも少なからず見受けられます。
今回は以上です。
次回もお楽しみに!
【前回の問題】普段私たちが利用している乗用車においては、だいたい何本ぐらいのねじ部品が使われているでしょうか。
【答え】約3,000点(小型乗用車の場合)※出展:トコトンやさしいねじの本(日刊工業新聞社)