いくら対策を取ったとしても、ねじの焼き付きを完全に防ぐことは難しいので非常に悩ましいところです。
では、焼き付いてしまったときにはどうすればいいのでしょうか。
焼き付いたボルトやナットを切断して破壊
焼き付いてしまったらこれが一番確実な方法ですが、実際に切断するとなるとかなり大変です。
ねじサイズにもよるでしょうけど、作業に数十分はかかりますし、危険も伴います。
それだけでなく、もし他の部材を傷つけてしまったら大変です。
なので、これは最後の手段として考えておくほうがいいでしょう。
浸透潤滑剤を吹き付ける
焼き付いた部分に吹き付けると特殊な成分がわずかなスキマに入り込んで(浸透)、滑りやすくなることで(潤滑)、焼き付いたねじを外すことが出来るようになります。
イケキンでは、カジリトールという商品名の浸透潤滑スプレーを販売していますので、ご興味があればご覧ください。
ただ、カジリトールで焼き付いたねじを外しても、一度焼き付いたねじは変形しているのでもちろん再利用は出来ません。
今回は以上です。
次回もお楽しみに!