六角穴加工と言えば「矢打ち加工(六角プレス加工)」をイメージする方が多いのではないでしょうか。
矢打ち加工は加工単価が安く短時間で加工できることが特徴で、実際イケキンでも矢打ち加工をしている図面製作品は多いです。
しかし、近年の社会情勢の影響で加工工場の廃業が相次ぎ、矢打ち加工ができる工場がどんどん減ってきています。
また、矢打ち加工は六角穴の内部にバリが発生してしまうので、異物混入対策の観点から食品機械に使用するねじには施すことができない加工方法です。
それ以外にも
・矢打ち加工のみ外注する工場も多く、納期や品質が安定しない
・深めの下穴が必要なので、低頭や皿頭のねじには加工できない
などの問題もございます。
このような問題を解決できる加工方法が、コンピュータ制御で駆動させるCNC旋盤を使用した、切削による六角穴加工です!
切削なのでバリの発生はなく、深い下穴も必要ないので頭部が薄いねじにも加工ができます。
また、CNC旋盤を使用することで六角穴以外の部分もまとめて加工できるため、外注の必要がなくなり品質や納期の安定にも繋がります。
小さな製品でもバリを発生させず、低頭製品も下穴の深さを最小限にして、綺麗な六角穴のねじが製作できます!
▼対応可能条件
サイズ :φ2~φ20 ~600L(※外径によって変動)
ロット数:10~10000個程度
材質 :鉄・ステンレス・真鍮・アルミ等(快削鋼が基本)
矢打ち加工(六角穴の図面製作品)で課題をお持ちでしたら、ぜひ一度イケキンにお声がけください!