プレス加工でコスト削減！丸座金の製作【工場見学日記Vol.3】

こんにちは！

今回は座金をプレス加工で製造する工場に潜入してきました！

皆様ご存知でしょうか？
丸座金はプレスするうえで片肉よりも厚みが小さいとプレス加工はできないと言われております。
しかしこちらの工場では独自の技術で1～2mm片肉が薄くてもプレス加工ができます！
一般的に切削加工となるところも、プレス加工にすることでコストを抑えられるかもしれません。

この工場ではコストを抑えて製品を提供することに力を入れています。

【コストダウンのための取り組み】
① 座金の面取りを自動化（動画有）
プレス加工後の座金を自動でセットし面取りまで行える機械を導入し、人件費を削減してコストを削減

② 必要な金型を自社製作
金型の設計製造から検査、プレス加工まで一貫生産で行うことができ、コストを削減

もちろん品質管理も寸法確認の複数回チェックや全数目視検査を実施し、徹底しています。

【納品実績】
建機、農機、鉄道等の産業

【製作可能条件】
対応サイズ：外径φ2～φ180、厚み0.3ｔ～25ｔ
数　　　量：少量～量産

これはどうかな？と思ったものがあれば一度是非お声がけください！

【所有機器を一部ご紹介】
▼シャーリング

SS材12t、SUS･鋼6tまで切ることができます。
15巾～650巾まで

▼250ｔプレス

座金のC面取り専用
C1.5～2.2まで取ることができます。（外径80φ）

▼旋盤

必要な金型は自社で作成し、コスト削減に繋げています。