ノルトロックワッシャーXシリーズで
●熱による被締結材の収縮で生じる非回転ゆるみを対策
●稼働時の振動による回転ゆるみも同時に対策
課題解決の事例集
1つの製品で一石二鳥!ノルトロックワッシャーXシリーズで2種類のゆるみを対策
2024.04.01
お客様の産業蒸気製造設備メーカー
部署名品質管理
解決策のご提案
相談までの経緯
課題の概要
蒸気製造設備の新製品開発時、ヒートサイクル試験(※)を実施するとねじのゆるみ(非回転ゆるみ)が生じている。
何度実施しても同じことが起こるため、対策しなければ製品化できない。
また、製品化できても稼働時に振動がかかるため、振動によるねじのゆるみ(回転ゆるみ)も対策しておかなければならない。
※ヒートサイクル試験
製品・試料を高温・低温環境下に繰り返しさらすことで、温度変化に対する試料の物理的・機械的特性の変化を観測する試験です。
何度実施しても同じことが起こるため、対策しなければ製品化できない。
また、製品化できても稼働時に振動がかかるため、振動によるねじのゆるみ(回転ゆるみ)も対策しておかなければならない。
※ヒートサイクル試験
製品・試料を高温・低温環境下に繰り返しさらすことで、温度変化に対する試料の物理的・機械的特性の変化を観測する試験です。
問題の原因
熱によって被締結材が収縮し、それが原因でねじがゆるんでいた。
蒸気製造設備は通常100℃程まで温度が上がるため、それに耐えられる設計にしなければならない。
蒸気製造設備は通常100℃程まで温度が上がるため、それに耐えられる設計にしなければならない。
当時のお客様の対策
熱が原因であることはわかっていたが、対策できる方法や製品が分からず困っていた。
イケキンが提案したこと
課題解決の要件
(1)高温化(100℃)でも使用できる方法・製品による対策であること
(2)回転ゆるみ・非回転ゆるみ両方を対策できること
(2)回転ゆるみ・非回転ゆるみ両方を対策できること
解決策のご提案 ノルトロックワッシャーXシリーズ
対策の成果・結果
提案結果
ヒートサイクル試験後もゆるみは生じず、良好な結果が得られたため採用が決定。
ユーザーメリット
(1)蒸気製造設備内でも使用できるゆるみ対策製品が見つかった
(2)回転ゆるみ・非回転ゆるみ両方を1つの製品で対策でき、作業者への負担も最低限に抑えられる対策が取れた。
(2)回転ゆるみ・非回転ゆるみ両方を1つの製品で対策でき、作業者への負担も最低限に抑えられる対策が取れた。
接着剤の塗布作業などと違い、ノルトロックワッシャーは作業者の技量を問わないので、誰が作業しても確実に効果を得られることもありがたい。