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トルク軸力試験

専用のロードセルを挿入することによって実際のワークと試験条件で解析が可能となり、
呼び径1.6~8mmのタッピンねじ・小ねじのトルク・軸力が測定できます。
PCトルクアナライザーの軸力解析機能によりトルク・軸力・トルク係数の3指標をもとに
最適な締結条件の選定をサポートします
トルク軸力試験の特徴

専用のセンサを挿入することによって実際のワークと試験条件で軸力解析が行えます。
ワッシャ型圧力センサを締結物Aと被締結物Bの間に挿入して軸力を測定します。

「軸力」とは、ねじ部が締結により引っ張られる力で、右上図の締結部材Aと被締結部材Bが密着する力です。
ねじ締結力、または締結力とも言い、その単位はN、またはkNで表記します。
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測定結果の実例

トルク・軸力 – 時間グラフ

締結条件
ねじ種類十字穴ナベタッピンB
ねじ呼び3×12
材質・表面処理SWCH・3価クロメート
回転数300r.p.m
相手材料Φ4穴1mm厚鉄板+ABS樹脂
下穴・形状Φ2.6通り穴6mm
めねじ長さ6mm

軸力 – トルク軸グラフ

同時に取り込んだトルクと軸力の2つのデータをX軸にトルク目盛、Y軸に軸力目盛りのグラフを表示できます。

横軸Xにトルク目盛、縦軸Yに軸力目盛のグラフ表示に切り替えることにより、トルクと軸力の関係が分かります。
最適締付トルクのTS範囲内では、そのTS範囲内に対する最適締付軸力のFSは、ほぼ直線になっています。
そこで、TS範囲内では下記の「トルクー軸力」関係式が成立します。

※実際の締付け条件で得られた実証トルク係数:ukを用いることにより、同条件であればトルク解析のみで、締付軸力が算出できます

軸力 – 角度軸グラフ

角度法に対応した着座してからの破壊までの締付け角度をグラフで表示できます。

横軸Xに角度目盛、縦軸Yに軸力目盛のグラフ表示により、
着座してからの破壊するまでの締付角度が分かります。

左図では、締付角度1152°で破壊し、
目標締付軸力は64.8°となります。

※同時に<トルクー角度グラフ>も表示できます。

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試験機紹介

ワッシャ型圧力センサ

センサ方式:水晶圧電式

型式対応ねじ径内径(mm)外形(mm)厚さ(mm)測定範囲(kN)
9130BM2.6以下2.78.03.00~3
9132BM3~M44.112.03.00~7
9133BM5~M66.116.03.50~14
9134BM88.1203.50~20

※本機能を追加できるのはACサーボ型のみとなります。※試験用ねじの長さはセンサの厚み分(3.0または3.5mm)長いねじを使用してください。

対応可能な委託試験内容と料金
料金¥150,000 ~
試験内容・資料数・レポート有無などの条件によって異なります。詳細はお問い合わせください。

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