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お客様の声を聞きました

セミナー開催から製品購入まで、いつも助かっています

靜甲株式会社
事業内容 ・包装機械及び一般産業機械、修理・改造
・冷間鍛造製品の製造販売
・FA機器・空調機器・冷凍機器等電機機器の販売及び空調設備設置工事
創業 1939年5月
従業員数 875名(連結 2024年3月末時点)
売上高 361億円(連結 2024年3月期)
靜甲株式会社
三島工場
製造部 部長
山田 隆義 様
イケキン
中部営業所所長
山中 克仁

お客様の要望に受注生産で応えていく

山中
今回はよろしくお願いします。
靜甲様と弊社の関わりという面では、本日もねじに関するセミナーを実施したように、定期的にセミナーを開かせてもらっています。
山田様
本当にいつも助かっています。ありがとうございます。
山中
定期的にこのような機会をいただけて、私も非常に嬉しく思います。
改めてですが、はじめに靜甲様の会社としての強み、こだわりなどをお聞かせいただきたいです。
山田様
お客様の悩みや要望に対し、受注生産でお応えすることです。
三島工場には「テストセンター」と呼ばれるスペースを用意しており、当社が製造する機械を目で見ていただけます。
もちろんテストも可能で、お客様が持ってこられた製品を用いて実施するケースがあります。
テストを実施したうえで、製品の仕様を決める流れですね。食品、飲料、サニタリー品など幅広いジャンルに対応しております。
山中
対応ジャンルの広さには驚かされます。
お客様へのヒアリングは時間をかけて実施されるのでしょうか?
山田様
コロナの時期の話にはなりますが、毎週オンラインでミーティングを実施して、さまざまな部署のメンバーが集まって話をしていました。
ヒアリングに時間をかけるというよりも、どう解決できるかに時間をかけていましたね。
たくさん時間をかけた背景もあって、「また靜甲さんにお願いしたい」という声も多くいただいています。


「ねじのおもしろ講座」への参加をきっかけに、セミナーを複数回にわたって開催

山中
もともと弊社を知っていただいたきっかけは、ねじ屋さんからの紹介と伺いました。
山田様
そうなんです。2010年ころ、三島工場の近くにあるねじ屋さんから、イケキンさんのねじのセミナーに関するお話を伺いました。それがイケキンさんを知ったきっかけです。
とはいえ、その頃は社内でのねじに対する関心が低く、セミナーへの反応もほとんどありませんでした。
当時はまだ、セミナー内容に対するイメージがピンときていなかったのだと思います。
その後、異物混入が世間から注目されるようになり、社内でもボルトのトルク管理への問題意識が高まりました。
そこで、2018年に三島で開催された「ねじのおもしろ講座」に参加させていただいたのです。
当社から数名が参加し、感想を聞くと「学びが多かった」と話してくれました。
そこから継続して「イケキンのテクニカルセミナー」を何度も開催いただいています。
山中
インタビュー当日も開催させていただきましたが、15名以上の方にご参加いただけて嬉しい限りです。
山田様
こちらとしても非常に感謝しております。
座学だけでなく実験もあって、内容にこだわっていることが目に見えますから。
講座を通して、異物混入対策やボルトの増締め作業といった部分への従業員の意識が高まりました。
それまではどこか他人事のように考えている雰囲気があったのです。
この変化はセミナーのおかげだと断言できます。


半信半疑から一転、商品の即時注文に

山中
基本的にはセミナーでの関わりが多いですが、いくつか製品もご利用いただいてますよね。
山田様
そうですね。
それで言うと一つエピソードがあって、吹きかけるだけでカジったステンレスねじを外せる「カジリトール」の試供品をいただいたときの話です。
古い機械のオーバーホールを担当するチームが出張に行く予定があり、カジリトールを持たせました。
ただ、同様の製品は他にも多数あって、これまで効果を感じなかったのでしょうね。
チーム全体が「本当に意味あるの?」という半信半疑の状態でした。
ところが、チームメンバーの一人が出張から帰ってきて「これめっちゃよかったですよ」と言ってきて(笑)
分解作業が非常にはかどったようで、オーバーホール作業をスムーズに終えることができました。
「これは現場に必要な商品だ」と思い、カジリトールのミニサイズが販売された際はすぐに注文しましたよ。
半信半疑の状態から即時注文になるとは思いもしませんでした。
山中
そんな背景があったのですね、私も知らなかったです(笑)
山田様
そうなんです。正直なところ、イケキンさんとのお取引の「額」でいうと決して多くはありません。
しかし、セミナーはもちろん、そろえられている商品も現場の問題に寄り添っていて、いつもたいへん助けてもらっています。

実は大事なネジへの意識付け

山中
長くお付き合いをさせていただいてますが、何か今後のイケキンに期待されることはありますか?
山田様
難しい要望であることは承知の上ですが、工具に関するセミナーを開いていただくことを期待したいです。
普段の業務では工具の使用が前提ですから、その部分のお話も伺えると、より嬉しいですね。
山中
おっしゃっていただいた通りで、私たちもお客様から「工具に関する相談はできないんですか」といった内容をよく尋ねられます。
ただ、この点については商品開発を進めていたりして、今後対応できるのではと思います。
山田様
それは嬉しいです。
あとは、例えば開催いただくセミナーで学んだ内容を実技のアウトプットで確認できる機会があると面白いと思っています。
準備が大変だと思いますが...(笑)
山中
お客様によって使用されるねじのサイズや工具が異なるため、統一した基準を作るのは簡単ではないですね(笑)
とはいえ、セミナーの内容は今後も改良して、より良いものをお届けしたいと考えています。
山田様
ありがとうございます。
ただ、これまでのご尽力にも本当に感謝していることは、紛れもない事実です。
ねじについては当社でも注意はしていますが、異物混入といった大きな事故の発生源になりかねません。
イケキンさんから「ねじは決して軽視していいものではない」ということをセミナーで伝えてくださって、製造の管理者として作業者への意識徹底の面で助けられています。
ぜひ、これからもよろしくお願いします。

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じっくりお話をお伺いし、解決方法をご提案をいたします

 

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